太陽光発電事業って最近どうなの?セミナーで色々聞いてきました

太陽光発電事業の現状

最近、道の駅ブログと化してきてるので、たまには仕事のお話です!

  • 太陽光バブルが終焉!
  • 太陽光関連企業が相次いで倒産!
  • 買取価格が暴落!

ネガティブな話題をよく耳にします。

国が保証する買取価格は下がっていて、2017年には21円になりました。

2012年の買取価格が40円だったので、半額になってしまっています。

この価格では、採算が合わないと撤退した企業も多いようですが。。。

実は、まだまだイケイケドンドンで、買い進めている人達がいます(笑)

この辺の秘密を、聞いてきました(笑)

なぜ太陽光事業が、ネガティブに捉えられているのか?

やはり、バブルだったのが大きいでしょうね!

お金儲けしか考えていない、質の低い業者が多すぎたとのこと。

太陽光の最大のリスクは、お金を振り込んで設置するまでに、業者が倒産することと言われてました。

しかし、何年か経った今、手抜き工事をしていた業者が大問題となっています。

  • ムチャな場所に設置して、周辺住民からの反発で稼働できない
  • 台風が来るたびに、ソーラーパネルが飛ばされそうな欠陥構造で、将来的に保険会社の補償が受けられない可能性大

『太陽光事業に参入するなら、業者選びが一番大切』

実際に、銀行や信販会社から融資をうけて、発電所を作ったまでは良かったけど、売電出来ずに融資の返済だけしている人も中にはいるそうです。もちろん、業者は倒産してドロン(涙

質の悪い業者の中には、売電価格の下落で、太陽光に見切りをつけ風力発電のシステム販売に鞍替えして、既にトラブルになっている案件もあるそうで今後も注意が必要とのこと。


買取価格21円でも、利益が出るの?

太陽光の発電所は、固定価格で売電する権利・ソーラーパネル・架台・フェンスなどの一式がパッケージされて販売されています。

工事費や、ソーラーパネルの価格も下がっているのですが、結局は『固定価格で売電する権利』がいくらなのか?ってところ。

買取権利を持つブローカーは、売電収入を見越して、年利10%程度になる様に、権利価格を設定していたんですね〜。

実は、21円案件は30円台案件よりおいしい!?

取得コストが下り、パネルの過積載などで、30円案件より大きな発電所を所有でき、21円でも年利10%程度の収益が見込めます。

20年の買取期間が終わった後、どうなるのか!?

20年後、すべてのソーラーパネルを撤去して産廃にまわすのは環境負荷が大きすぎて、まず無理と多くの投資家が予想しています。

もし、売電価格が10円程度で継続されるなら。。。

仮に、年間100万円の売電収入がある発電所の場合、

  • 買取価格30円台は、収入が3分の1に(100万円が34万円に)
  • 買取価格21円は、収入が2分の1に(100万円が50万円に)

不確定なところがありますが、20年より長い目で見るなら、20円台の案件も取りに行く価値があると思います。

太陽光事業への融資状況

基本的に、自己資金ではなく、金融機関からの融資で行う事業。

しかし、あまりにも手抜き工事案件が多すぎたため、最近では新規で銀行に持ち込んでも融資が通るケースは、ほぼないようです。

『この業者が手掛ける案件でないと、融資しない』

金融機関のスタンスは、実績のある販売会社にしか、融資しない流れになってきているそうです。

特に銀行さんは、売電実績のある案件の、借換えを狙っているみたいですね(笑

銀行や信販会社との、交渉の仕方を知っている業者は強い!

金融機関が、特定の業者の案件にしか融資していないなか、既に金融機関と信頼関係を構築できている業者に巡り合うのが、太陽光事業でワンステップ上に行く為のポイントとなります。

通常15年の信販会社のローンを、20年に延長出来たり、交渉済みの借換え専用銀行を紹介してくれたりと。。。

資金繰りの面で、手厚いサポートをしてくれ、次の案件、次の案件と継続してチャレンジ出来るのがいいですね!

現在考えられる、太陽光事業のベストな選択

  • 個人名義で、信販会社のローンを使い、低圧を3つ持つ(合計7千万~8千万の設備)
  • 500万~600万円の消費税還付を受ける
  • 3年後に、非課税業者になる
  • 個人で3つ持てたら、法人を立ち上げて、また新規で3つやる
  • 株主は、孫や子供にして相続対策をする

4つだと、年間の売上が1,000万円超えて、課税業者になっちゃうので、3つまでにして、発電所から振り込まれる消費税を手元にもらう戦略ですね!消費税が上がれば上がるほど、収入が増える仕組み。

信販会社のローンで建てた発電所を、1年ぐらい売電実績を作って、販売業者が交渉済みの銀行から借換え融資で返済して信販会社の枠をあける。

再度、信販会社から融資を引っぱる!を繰り返して、ドンドン発電所を増やしていくのがベストだそうです!

銀行から銀行の借換えは、バンカーからの怒りを買いそうですが、信販会社から銀行の借換えは、全然問題ないみたいですね♪

今日のお宝は?

買取価格価格が下がり続けていたので、放置していた太陽光発電事業。。。

既に所有しているものは、順調に稼働しているのですが、新規で買うのはどうかな?って思っていたんですよね。

今回は、ニュースなどの報道で聞くのとは、ちがった話が聞けました♪

選択肢の1つとして、活かしたいですね。

スポンサーリンク

太陽光発電事業の現状