ようやく買えた!太陽光発電事業へのチャレンジ♪

旬を逃してしまいましたが、やっと融資の審査が通りました。

何度も審査に落ち、もう無理だろうと諦めていたのですが。。。

なんとか、発電所のオーナーになれました!

まずは、太陽光発電事業について少し書いてみたいと思います。


太陽光発電事業とは

2009年から、はじまった太陽光発電による電力の買い取り制度。

太陽光で発電した電力の余剰電力を、10年間に渡り国が固定の価格で買い取りを保証する制度がはじまりました。

しかし、当時はあくまで「余剰電力」の買い取りであり、期間も10年間でした。

これが、2012年からは発電した電力を、全量売電出来るようになったうえに、買い取り期間も20年間と大幅に延長されました。

節電程度だった太陽光発電が、事業として成り立つようになり、太陽光パネルを設置するだけで、確実に儲かる仕組みとなったのです。

太陽光発電事業は、人の作った制度に穴があいている状態

これに気付いた人達にとっては、黄金の羽が落ちている様なものです。

実際に、世界中の投資家や企業から多くの太陽光マネーが日本に流れ込んできています。

更に言えば、優遇税制も設けられています。

税の優遇制度により、更に魅力的になる太陽光発電事業

グリーン投資減税と呼ばれ、ソーラーパネル設置に係る費用は減価償却出来、節税に繋げることが可能です。

個人で17年償却、青色申告の法人だと、一括償却も可能。

極端な話、1億円の利益があっても、1億円分のソーラーパネルを設置することで、法人税をゼロにすることが出来るわけです。

「国が保証する買取り」と「税金還付」の2つにより、大きな収益を上げられる仕組みとなっています。

太陽光発電事業とは、どのようなものなのか?

太陽光事業への参入

具体的な、案件の話を書いていきましょう。

今回、タカピーがチャレンジしたのは。。。

簡単に言えば、遊休地を安く借り上げてソーラーパネルを設置し発電した電気を電力会社に買い取ってもらい利益をあげる事業です。

不動産投資に置き換えれば、国が20年の家賃保証をするので建てませんか?と言っている様な感じでしょうか。。。

もちろん、キャッシュフローは初年度からプラス。

融資さえうまく引ければ、長期にわたって安定的な収益が、

電力会社より直接入ってくる手堅い案件です。

太陽光の話をはじめて聞いたのは、2013年の末頃。

当時は、担保がないと融資がおりず参加出来ないと聞いていました。

しかし、すぐに無担保・保証人なしで信販会社がローン組んでくれる話が入ってきました。

政策金融公庫より、金利は多少上がりますが、まだまだ投資としての魅力は十分。

どれくらい、儲かるの?

当時の、無担保・保証人なし、フルローンのシュミレーションを記載します。

(数字は2013年頃の1kw 38円のもの)

ソーラーパネルは、1ユニットあたり約2千万円。

1年目~15年目はローン代金&借地権代を支払っても約66万円の年間収入。

ローン終了後の16年目~20年目までは約228万円の年間収入。

団信と同じ機能が付いているため、万が一のことがあっても遺族に借金残らない。

火災保険も込みで、地震以外の災害に関する保険料は別にかからない。

1ユニットあたり、20年間で1,900万円程度残るカタチ。

売電で得た収入を子どもの養育費や、自分年金にあてることで、非常に大きな安心につながりますね。

本当に、魅力的な案件だったのですが。。。

信販会社のローンに何度も挑戦したのですが全滅(笑

この時点で、国内に担保のない自分は諦めてしまったんですよね。

Facebookで、この案件を紹介していて自分の紹介で参加し、融資が通った人達の喜びの声を聞くのは、実は複雑でした(笑

再チャレンジ

太陽光パネルを買うために銀行に融資の打診

そうこうしている内に、売電価格は下がり、新ルールでの契約になったり、優遇金利が終了したりと。。。

おいしい時期が過ぎていくのを、ぼーっと指をくわえて見ていました。

ある日、商工会議所が行っている“ マル系融資 ”というのがあるのですが、融資の上限が、1,500万円から2,000万円に引き上げられていたのに気がつきました。

太陽光にも融資して貰えるのかな?と軽い気持ちで問合せたところ、“ やっています! ”との返事が!!

すぐに、担当者さんに面談のアポをとり相談に行くと“ マル系融資は返済期間が短いので、キャッシュフローがマイナスになる。先に政策金融公庫で融資の申し込みをした方がいい! ”とアドバイスを頂きました。

そして、政策金融公庫さんに問い合わせたところ、こちらも“ やっています! ”との返事が!!

2期分の決算書のコピーと、住民票の写し、印鑑証明と、案件の資料を提出。

政策金融公庫の担当者さんと、2度面談。

その後、1週間程度で融資審査の結果が郵送で送られて来たのですが。。。

担保も保証人もなしのうえ、節税を頑張っている決算書だったので、まず審査は通らないだろうと思っていました。

しかし、届いた封筒は、やけに厚みがあったのです(笑

開けてビックリ、審査通ってました!

嬉しかったですね!!

すぐに販売会社へ連絡し契約を進めてもらい、1ヶ月後には無事工事と連結が完了しました。

まとめ

とりあえず、反省点を上げると、

“ 諦めるのが早すぎた!”

今回はこれですね。。。

信販会社の融資審査を落ちて諦めてました。

国内に、担保がない自分には銀行からの借入れは無理だと思い込んでたんですよね。

そうこうしている内に、売電価格は下がり、新ルールでの契約になったり、優遇金利が終了したりと。。。

おいしい時期が過ぎていくのを、ぼーっと指をくわえて見てたですよね。

3年前の売電価格のシュミレーションと比べると、

20年間で少なく見積もっても500万円は収入減です。

あの時、銀行へ融資の相談に行っていれば、もう1ユニット追加で仕込めていたかもしれません。

大きな機会損失!!

そして、未だに家内に言ってません(汗

まさか、融資の審査が通るとは思ってなかったので、言うタイミング逃しました。

もう、面倒くさいので墓まで持っていきます!!

今回学んだこと

今まで、節税ばかり考えていましたが、銀行から融資を受けるには、ちゃんと利益を出している決算書を作っておく事が大切です。

これを痛感しました!

税金を払ってでも、ファイナンスを優先しなければいけないケースもあるということですね!

銀行とはいい関係を築いておくこと。

“ 銀行は雨が降っている時には、傘を貸してくれない ” とよく言います。

借入が不要な時でも、あえて借りておく事。

金利を払ってでも、返済の実績を作って銀行との信頼関係を作っておく必要があります!

その実績が、更に大きな借入を可能にする上に、低金利で融資を受ける事が可能になるようです。

今回、銀行をいくつか回りましたが、量的質的金融緩和や、

貸出支援基金と呼ばれるものの影響で、非常に借りやすいタイミングとなっています。

チャレンジしたい事がある人にとっては、いい時期だと思いますよ♪

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